不思議と笑みは崩れない安息なんて忘れたのに定まらない鼓動は内面からなさけなく俺を壊すけど理解を得たいんだ想像だけじゃ収まらない郷里が恋しいがきな自分がそこにいて遠い空ではひたすらにくもった窒素が蔓延してるにごった水が映すのは見慣れぬ表情それだけでえてして俺は失ったてこでも動かぬ遅すぎただんだん夜は更けていきかさね見たのは己の手らんぷが灯したその先に切られた受話器が鳴いていたなぜかな?すべてが遅すぎたいつもが今日は戻らない
[前頁] [弘哉の部屋] [次頁]