下らない 嘲りの後聞こえたのは遠くで響く雷鳴が遠くで煌めく光と共にこの暗い空間を染めて煩い 雨の音が窓を打ち付けて僕を呼び出す振り返れば あの日々も偽物だったかもしれないあの稲妻が僕に 落ちて僕を引き裂いてくれたらそしたら 僕は空に浮かんできっと 笑えるあの稲妻が僕に落ちて僕を 燃やしてくれたらそしたら 僕は灰になって君を探せるのに…下らない 嘲りの後聞こえたのは雷鳴と あの日の声すべて 幻だったかもしれない
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