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鴉夜の部屋


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詩人:鴉夜 [投票][編集]


いつの日か ここは
知らない景色で
僕は 随分遠くまで
歩いてきました


いつの日か 僕は
全てを失っていて
もう胸には大きな穴が
空いていました


気付けば僕の全ては
君で構成されていて
それすら失くしたら
僕はどうなるのだろう


いつの日か そこには
君の姿は見えない

引き返せない この恋に
涙が 溢れました


気付けば僕の全ては
君で構成されていて
それすら失なった僕は
砂になって崩れるだけです


2005/07/21 (Thu)

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