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鴉夜の部屋


[49] QUIETNESS
詩人:鴉夜 [投票][編集]


静かに 眠らせて
今だけは
深い眠りのうねりと
逆さに繋いだ手が
青と赤の炎へ


思いきり泣いたら
きっとすごく楽だろう


君が灰色の言葉を吐いて
僕の心を 落とした
逆さの手をほどいて
絡み合った愛憎を
青の炎へと燃やそう


深く 深く 眠れたら
きっとすごく楽だろう


君の空っぽの心を
蹴とばして
その 涙を拭ったら
今はもう 抱きしめて

ずっと 抱きしめていたい

2005/07/21 (Thu)

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