静かに 眠らせて今だけは深い眠りのうねりと逆さに繋いだ手が青と赤の炎へ思いきり泣いたらきっとすごく楽だろう君が灰色の言葉を吐いて僕の心を 落とした逆さの手をほどいて絡み合った愛憎を青の炎へと燃やそう深く 深く 眠れたらきっとすごく楽だろう君の空っぽの心を蹴とばしてその 涙を拭ったら今はもう 抱きしめてずっと 抱きしめていたい
[前頁] [鴉夜の部屋] [次頁]