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鴉夜の部屋


[61] bloodstain ala
詩人:鴉夜 [投票][編集]

拡大してゆく波紋
切り取られた羽根
僕は、僕であることを
やめた

あの日 愛した
あの優しい声も
粉々になって
死んだ


羽根があるのに
自由はなかった

ただの重りとなり
僕の足をとめた


血まみれになって
失くした羽根が
もう生えてこないよう
祈るばかり


千夜を越えて
幾千もの星に
祈りを捧げ


届いた だろうか

僕の痛みと祈り

届いた だろうか

風に舞ったbloodstain ala

届いた だろうか


ずっと 愛してる

2005/07/24 (Sun)

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