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鴉夜の部屋


[62] MERMAID
詩人:鴉夜 [投票][編集]

綺麗な 瞳から
溢れる その涙
まるで 真珠のよう

訳を聞かせて
拭ってあげたいのに


なぜだろう
あの朝聞いた
旋律が 君には
よく似合うよ


その美しい
2本の足で
僕に駆け寄って


朝焼けの
海岸に
足跡だけ残して
消えて 泡になった


もう僕には
あの旋律が
思い出せないよ…



2005/07/25 (Mon)

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