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鴉夜の部屋


[72] 終焉
詩人:鴉夜 [投票][編集]

希望と愛しさは
空へと溶けた

絶望と孤独だけが
この大地へと降り注ぐ


肌に十字架を刻んで
そこにある漆黒を
僕の中に引きずりこむ


果てない闇に守られ
もう 何も見たくない
触れたくない

星降る夜に
肌を赤く染め


終幕が迎えに来る
その時までは

せめて自由に
僕の闇を羽ばたかせ


瞳に移る終りを
ただ見つめ 寄り添う

目覚める頃には
楽園がいい


2005/08/11 (Thu)

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