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鴉夜の部屋


[74] 蜘蛛の巣
詩人:鴉夜 [投票][編集]


虚空に舞う蝶
ナイフを握った手で
貴方を抱き締める


黒い森の月明かりに
鮮血が映える
深紅のゆらめき


やがて蝶は
蜘蛛の巣へと捕われ
あがく姿を僕は笑う


I laugh because I sting you
イカレてしまったのさ
I laugh because you fall
狂気の笑みは 止まない



そうさ、
あの日捕われた
蜘蛛の巣へ
心を置き去りにしたのは




2005/08/14 (Sun)

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