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剛田奇作の部屋


[248] 午前四時のマニュアル
詩人:剛田奇作 [投票][得票][編集]

午前四時に、朝食を食べるときには

全裸になります

感覚も味覚も研ぎ澄まされいいかんじです

その後全裸でベランダに立ち、午前四時の湿気と闇の中の煙りのような匂いをかぎます


自分が自分でなくなる感覚に陶酔し

陰毛に黄身が絡まって
カピカピになっているのにきづきませんでした

その後
ふきを採りに駐車場へ行きます

ふきの煮物をペットボトルにつめて

子供達を学校にやるためです

夜が明けたらゆっくりと
ふきの写真でカレンダーをつくることにします


寒いので五時には服をきます





2009/06/02 (Tue)

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