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剛田奇作の部屋


[340] ぬるま湯
詩人:剛田奇作 [投票][得票][編集]

君が真夜中に触れた

耳たぶの下が

まだ愛しい


そっと 荒れた指先で触れて時間を止めた


君の手のひらの湿度は


私の肌にちょうど良い

数学は苦手だから

やっぱり温度が良い


人を殺して-100


人の命救ったら+100


で、0


なんて おかしすぎるじゃない


君のあたたかさを知ってるのは





キレい事ばかり言うのは

私 だね


汚れを みせても君は


笑うね



2010/02/15 (Mon)

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