詩人:剛田奇作 | [投票][得票][編集] |
ずっと微笑んで
おどけて
無邪気に歌って
貴女に愛されようとした
笑ったのは、
泣いても振り向いてもらえないって分かっていたから
愛されなくても
ただ生きるしかなくて、自分を傷つけた
そして、
あなたを傷つけ、自分の回りのあらゆるものを壊した
救われない歌を歌い
許す、という本当の意味に気付いた
あなたを許す方法を学ぶ時、初めて歳をとった
貴女から離れることができた
初めて、自分に逢えて好きだと伝えた
自分を許すことを知った
私も貴女も
誰も傷つけずに生きる方法を知った
そして貴女も愛を教わっていないのだと悟った
だから愛を与える亊が出来ないのだと
次は自分で自分を愛する素晴らしさを貴女に教えたい
いや教えるんじゃなく
私がついていくのでもなく
ただ、共に歩きたい