そうして君の白い肌は赤く染まったまま今も戦っているんだろう私の知らない 遥か 高みで渇望してる 長いことずっとずっと 遥か 底辺で君が欲しくて たまらない欲望つまらない くだらない もの そしてこんなにも激しく無駄で 悲しい強烈 な炎のような腕が 凍てついた心臓をかき回し続けて破壊的なまでに慕う残された自分さえも失い 欲望だけが 私になる君は運命の中 深く そう ただ ほんの一瞬 微笑んでくれさえしたらいま触れることが 叶うなら
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