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剛田奇作の部屋


[422] 落下
詩人:剛田奇作 [投票][得票][編集]

正しくよごれた

美しいブラウス

退廃した闇、美しい窓辺


何もかも狂っていることが
純粋なことにさえ感じた


君を犯すものたちが

列をなし、終焉を唄う

いつものように

神聖な儀式は、明け方を待つ


赤い鳥が帰るころ


無限にまわる歯車から抜け出せたら


その時は、君の手をとり


透明で

神聖な、

あの鐘を鳴らしにいく





2012/05/23 (Wed)

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