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三歩の部屋


[24] いつの日か。
詩人:三歩 [投票][得票][編集]

やっと叶った夢は
もはや夢ではなくなるように

君が思っていたほど
地平線ではなかったから

近くにいても
10メートル先が、見えなくて

いっそのこと
少し近くで
笑い合っていたかった

心に重力と浮力をあたえよう

これ以上、浮つくことのないように
これ以上、沈むことのないように

 
君が思っていたほど
太陽ではなかったと知ったから

いっそのこと
月明かりの中で
咲いてしまえばよかったのにね

今となれば
これが叶わぬ夢かもしれないけれど

少し近くで
笑い合っていたかった


2007/12/16 (Sun)

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