誰かに覚えていてほしくて生きているはずなのに気が付けば一人で浜を歩いているこの国の海風は少しだけ強い黒人と白人と黄色い肌の子供たちが笑いながら駆け抜けていくその横目風船が舞う空は異様に青い空の白い部分は雲青い部分は何だろうか答えのない世界の果てで廻る、言葉とリズムと誰かの優しさ
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