詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
ときに自分のコト
見失いがちになるのは
実はまぶしすぎるから
魂の強烈な
光りの真んなかには
ブラックホール
みたいな暗闇も
きっとあるとおもうから
ちょっと離れて
望遠鏡で
のぞいてみれば・・・
あのね。
君ってけっこー光ってるよ
君ってけっこーまぶしいよ
遠くから見ると
わかることもあるよ
君って自分が
気づいてないだけで
けっこー好かれてるし
けっこー必要とされてるし
そんなにカッコわるくない
ダメなやつじゃない
自己評価もタイセツだけど
あんまり
あてになんないね
わたしの言葉も
たまには信用してよ
君のことけっこースキなんだ
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また朝が来たわ・・・
夢は終わって
現実の時間。
もしもし?
あなたのそばで微笑む
彼女のことを
教えてくださらない?
カラフルな幻惑が取り囲む
強い逆光で
一瞬を
見逃してしまったの
手のひらの中には
もはや錆びかけた
想い出ばかり
もう、磨いたって
心は息をしない
さみしいよ
くるしいの
おもちゃの兵隊は
沈黙を破っては
くれないから。
あなたと目が合うときだけ
自由になれる
気がしたの
何度も数えようとして
そのたびにこわくなり
手を止めた
あの空の星...
消えたり瞬いたり
か細かったり。
心許ない光だけれど
実はどこかで
勇気づけてくれていたと
今さらわかったの
どうか、傷口に触れないで
まだ「過去」とは
呼べない
諦めたはずの
あの空の群青が
美しすぎて気絶しそう
疲れてしまったの
すこし、休息が欲しい
もう一度
眠りについたなら
あなたの夢へと
旅立てるかしら?
行かせてよ
翼のない鳥のように
落ちてゆく
本当はもっと
大切なものに気づいてる
もしもし?
わたしが死ぬと
言ったなら
あなたは泣いてくれる?
愛してくれる?
嘘のように
翳ってゆくわ
気まぐれな空模様
翻弄されるのには
慣れているはずなのに
雲はすぐに膨らんで
また太陽を
隠してしまうの
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10年後には
本人ですら忘れさってる
たぶんそんな
ありふれた日常のはずで。
泣きながら自分を慰めていた
あの夜、あの朝
「あの子より強くなるために...」
だから昨日の恥なんて
忘れちゃう
明日のことも気にしない
当事者だからイタイだけ
どうでもいい、は
ときに魔法のワード♪
心配しないで
真実はその胸のなかに
あるよ
君が失くしても
無くならない
安心して
眠りに落ちてごらんよ
色眼鏡を外せば
ほんとの景色
いつだって好きなだけ
見えるんだからね
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過ぎた昨日にずっと、すがりついてたって
縛られてたってどうしようもないね
過去は過去、今さら変えられる訳もない
タイムリープできれば...まぁ別だけど。
精神論...思い込みだっていいから
馬鹿にされたって、辛くたって
ただ、信じて居たかっただけなのさ
ていうか絶対、あのとき...たぶん...死んでた。
かいた恥も傷も、嘘も痛みも
弱さという名の甘い傘に隠して雨をよけ
今日まで流されてきてしまったの...
ここからの登頂はなかなか勇気が要るけど
車でばびゅんと8合目...なんて
上手くいかないのが人生だからさ
荷物背負って真面目にコツコツ
歩いてきた人らと、差があるのは仕方ない
ていうか絶対、あって然るべきだ
ないほうがむしろ、おかしいくらだ
「アリとキリギリス」を地でいくような...
そんな支離滅裂破滅的人生に乾杯!
ただ、信じて居たかっただけで...
そうさ信じて痛かったのさ
信じることはときに苦しいこと
全部を疑っているほうがきっと楽なんだ
それでも、前を向いていくべきだと...
信じることの必要性を感じるし
やれるとこまでやってみればいいと
結論を出したのはそうさ、この僕さ
苦味がなけりゃつまらない
人間だって奥行きが必要だから
愛する人の総て受け止めるためにも
もうちょっと器大きくならなきゃなんだ
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若さゆえの痛さ
開き直った痛さ
どこまでもいこうよ
前傾姿勢保って
過去の傷背負って
現在の痛み噛みしめて
未来の不安を抱いて
そうさ、はばたいてくんだよ
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いま、あの人が恋しくて。
こんなにも守りたくて
嫌われるのがこわい
傷つくのがこわい
そう言いながら
幸せな恋にいつかは
巡り合えるはずと
本当はどこかで期待してる
不満だらけの現状も
不安だらけの未来さえ
どうでもいい
どうせできない
そう言いながら
きっと叶えてみせる
変えてみせると
本当はどこかで夢見てる
本当は愛おしくて。
だから終われない
可能性に満ちたあの
高く遠い空に
触れてみたくて
悩み渦巻く日々
たらればの下心
不確定要素満載の
真っ白な未来図に
思い描く明日の色
希望を寄せて...
凛としたその強い眼差し
いつだって
その気にさせてくれる人
だから手放したくない
まだ終われないよ
世界はそんなに
つまらなくはないと信じよう
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「昨日の友は今日の敵」
ニアリーイコール...
「今日の敵は明日の友」??
自分次第で
世界はぐるり。
さみしくなったら
ここへおいでね
マウスひとつでひとっとび!
海の底でも
地球の裏側でも
無重力のなかだって
きみのしあわせ
ひたすら
願っています。
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また滲んでゆく夜空
渦の中心こそがわたし
迷いこめば地底へと堕落
未知なこと、痛いもの、
あのとき飛び散った
ゆめの欠片たち、、、
まるで腫れ物
壊れてしまいそう
この眼に留まるのは
どうしてか夢物語
あの日の憂鬱
返答はどこにも無くて
ふさわしいリアクションも
見つからずじまいで
行ったり来たりの
寒い日常....繰り返し。
あなたは薄荷色
甘い刺激をくれるひと
わたしのすべてを許すひと
ねぇ、どうか
振り返らないでよ
狂ってしまう
逃げ出せるなら
今すぐにでも
その手を取って
走り出して
未来あるほうへ
明日のないほうへ
誘惑しないで
こんなに溢れだす...。
まだこんなに想ってる
真夜中、泡沫、
ゆめ見る細胞、、、
愛を確かめて
いまを噛みしめて。
...いっそ狂ってしまえ!
と呟くの
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人生捨てた
なんてウソだ
ぜったいに嘘だ!
振りかざす
その拳のなかに
きみは未来を
掴んでる
つよく握りしめて
離さずに
後生大事に
守ってるんだよ
彼は強いというより
強くあろうと
している
ひたむきな人
逃げない人
デイドリームビリーバー?
勝手にそう
呼んでいいよ
いまはとにかく
先を急ぎたいの
どんな迷路にだって
かならず
出口はあるはず
捕まえて
きっとできるから
オートクチュール
あるがままの
愛で
もうすこしだけ
寄り添って
そしてこのまま
どこかへ
抜けだそう
きみは世界に
たった一人
なんだから
みんなとお揃いの
設計図なんて
必要ないはず
今すぐ粉々に
壊してしまおう
そしてもういちど
ゼロから
積み上げるの
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ひとつなぎの丸い器の底
赤い血をこぼせば
だれかはそれに染まる
だれかはそして傷む
銃声だって、いま
どこかでは響いている
うわごとのように
何度も同じ決意を
くりかえし、呟いた
仕方がないと言い聞かせ
心に大きな穴をあけ
夢が祈りを加速させ
それでもなお、走ってく
標識のない道だから
迷うのはみなおなじ
思いもよらぬところに
人は惹かれるものだよ
空が青いのは
憂鬱を知ったから?
臆病で小心者なふたり
手を取り合って
明日に懸けたい
空が赤いのは
恥じらいを知ったから?
今日のこの瞬間もまた
思い出の一部に
成ってゆくんだろう
貴方の知らない場所で
確かに息づいているよ