詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
パズルピースは
いつも足りない
完成しない
絶対に
現実を縁取ったら
かなしくなった
言わないで
ねぇ、言わないで。
なにも始まってないし
なにも選んでないし
なにも残してないし
まだ、ひとつも
生まれてない
なにも終わってないし
なにも伝えてないし
なにも確かめてないし
まだ、ひとつも
死んでない
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
おどけてないで答えてよ
応えてよ、ねぇ
不意に泣きたくなるから。
わたしの知らない
きみだけの世界が
まるでブラックホールみたい
不安ばかり培養させる
類似品にご注意!
わたしはひとり。
ここにしかいないよ
...ちゃんと見えてる?
感動屋でお人好しな
きみの言動にドキマギ
本当はずっと
きみが思うよりもっと
実は、ちゃんと想ってるのに
アレグロ気味
噛み合わないトークと
痛いほどの視線で
心が折れそう...!
副産物は
待ち伏せる孤独と憂鬱
苦味のオンパレードに
気絶しそう...!
あくる日の空
嘘に嘘を重ねた空
泣いたって
わめいたって
どうしよもないなら
とびきりの夢を
見ていたいだけ
ケンカだって愛情表現
妬いて拗ねても
愛情表現...
おどけてないで答えてよ
応えてよ、ねぇ!
独り言にさせないで
武装解除して休戦協定
あるいは
無条件降伏で!
絶対服従を
Ex.ガールフレンドと
比べたりしないでよ
傷ついてないわけ
ないでしょ?!
待ち伏せて包囲網。
毒入りの口づけで
きみなんて、もう
どうにかなっちゃえばいい!
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
空ばかり見て あの月にあこがれて
フワフワ ゆめを生きて 漂う雲のようで
空ばかり見て 派手に転んでも
痛いのはしかたないよ 生きているからね
うつむいてるよりも すてきな勲章だね
ゆうべの涙が きもちを浄化して
そっとその背を 押したのさ
こころは離れ また仲よく寄り添い
ゆれて重なり だんだんひとつになった
不思議だね もう傷あとは痛まない
アングル変えれば がらっと印象も
変わる一枚の 写真のように
こころのなかに 画角を描けば
日々更新される パノラマ・ランドスケープ
見えないシャッターを 切って切りまくれ
誰も「いいね!」は 押さないけれど
ぼくだけがぜんぶ 解っている
きみだけは きっと解っている
だからそれでいいんだ それがいい
約束しなくても きみとはきっとまた会える
すべての想い この心から生まれている
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
立ち止まり
そっと、振り返り見れば
最敬礼している
あの日の私...
胸が痛んで
なぜかキュウとなった
開店休業中の人生。
答えはとても
容易に導き出せるよ
湿ったリビングに
響くのは
機械音だけ
孤独は類友
たとえるなら
ささくればかり
気になって
夢物語だけを
選んでしまう
遠くの空模様
期待するあまり
ここにある
美しさを
見落としている
夜明けの到来を
待つように
杞憂の連続
不安だけが自由自在
疾走していく
おかしくなってしまいそうだ
はぁあと深く息をして
また
世界と自分を
連結させた
これからの私
明日からの私
何もしない時間がこわい
頬をつねって
着地点を探せ
みっともなく足掻け
試行錯誤しろ
「駄作」ならそれらしく。
醜さを全うしたい
覆せないなら
それも
それでまた、よし
弱さを認め
受け容れる
その瞬間から
私は
強くなるための
第一歩を踏み出せる
ここに鏡はないけれど
きっと明日は
いい顔をしているはずさ
やれるだけ
やってみよう
行けるとこまで
行ってみよう
肩で風を切るように
少し速足で。
新しい道
果てしない道
護るものも
失うものも
何ひとつ持たぬ者の
無敵さを
今夜は痛感している
憂うより
笑うべきだ
悩むより
壊すべきだ
時には楽観的に。
自由だって
きっといつか
見つけられる
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
「過去の所為にして
いまを正当化させたって
予言者の未来は
変わらないんだ。」
ありのままを受け容れて
ありのままに生きてゆく
...ただそれだけのことが
こんなにも
むつかしいだなんて!
きみは大人ぶりたい年頃
溶けかけたキャンディー
不意に吐き出して
現実の辛酸を舐めた
とても気だるそうに。
中毒者は笑わない
痛がらないし泣きもしない
本当のことがわからない
中毒者だから気づかない
恥じらいも躊躇いも
とうに忘れてしまったんだよ
ぼくは子供になりたい年頃
無くなったキャンディー
思い出しながら
妄想のなかで味わう
すごく恋しそうに。
本当のことが
言えたなら、いいね
それができたなら
すてきだね
ありのままを受け容れて
ありのままに生きてゆく
...ただそれだけのことが
こんなにもむつかしい!
だけど、それでいい
たぶん。それでいいんだよ
自分の言葉で慰め
許しあいながら
ぼくときみは大人と
子供の境目で泣いた
上でも下でもなく
ただそこの踊り場で
わけもなく意味もなく
声をあげて泣いた
夜明けが来たら
腫れたまぶたにも
キスをしておくれ
ここにしかない愛情で
この世のすべて
溶かしてみせたい
人生なんて、...
人生なんて、...
つづく言葉がまだ
見つからないから
もういちど始めよう
あの日のように
また産声をあげて
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
so what?!
なんだか虚しさ
かけめぐる夜だよ
簡単につながれる?
誰とでもつながれる?
うそばっかだね...!
カレは圏外
わたしの声など届かない
明日もおそらくは圏外
ツールだけ発達したって
意味がない
世界中の誰もが
世界中の誰とでも
友達になれるって
わけじゃない
中身が時代に追いつけず
はみだした
不器用者ばかり
腐りそうだよ。
壊れそうだよ。
立ち止まり振り返ったとき
わたしは過去から
何を見つけるだろう
わたしは未来に
何を残すだろう?
発掘されずに
埋もれてゆく声なき声
画面を埋める
つぶやきという名の
不特定多数の
生活の断片
そんなものより
たった一言
聞きたいと思う言葉が
言いたいと思う言葉が
わたしにはあるよ
闘志を胸に秘めながら
さりげない日常に
牙をむけ
いずれは冷たくなる身体
解っているから
心はいま、熱くなれる
ツールだけ発達したって
意味がない!
いつだってこのこころ
動かすのは
君のその笑顔
今すぐに壊して
鍵を壊して
"すべてのこころに口づけを"
ねぇ。この世でいちばん
愛しいと思えるひとに
自分の想いを届けるとして
あなたはどうやって
それを伝えるの?!
どんなふうに届けたい?
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
「先着一名様限定!」
早い者勝ちだよ!
今ならば
ぜーんぶ
プレゼントするよ!
さり気なく
こころに秘めながら...
でもこんなに
アピールしたって
きみは気づかぬまま
閉店セール。
いつまでも
終わんない...
幸せはいっこうに
訪れる気配もない
ねぇいつになったら
わたし
売り切れるの...?!?!
きみに焦らされて
もぉタイムオーバー!
さよなら、絶対領域。
男たちのFANTASY
Girl's be AMBITIOUS!
狩りの時間だよ。
大和撫子じゃ
いらんない
生まれ変わるために
さなぎを捨てた
飛び方なんて
知らないけれど
必死で羽を
動かすだけよ
今日からは違う朝
真っ赤なヒールと
おっきな野心で
様になりたいの。
掴めるものを探しにゆくの...
だって
満たしてくれない夢
なんて
夢じゃない
もういらない
王子様なんて
ここにはいない
たとえば明日
きみが後悔したって
もぉ知らない!
さよなら、絶対領域
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
あなたのこころを
また曇らせてゆく
たくさんの不安の雲
痛いほどの雨と
深く濃い闇のなかで。。。
いまはまだ、なんにも
見えないけれど
でも、晴れたらきっと
新しい景色が
広がっているはずだから
想像していてよ
期待のまま
自由にイメージして
夢を、いだいて。
だって
それをはるかに超える
愛と希望で
未来は、世界は
満たされているから
まだ顔も名前も知らない
あなたとわたし
けれどいつか
出遭えたなら
わたしは、言うよ
生きていてくれて
ありがとうと
わたしは、言うよ。
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
ゴールを知らず
みんな一斉に走り出して
なんとなく、で進んでく
この日常
だからなんとなく
ねぇまた、なんとなく!
流されちゃいそうだよ
ゆうべの決意
サイレンにかき消され...
目を閉じて
今日を見ないふり
心に閉じこもり
現実と夢と、半分ずつ
浸かったままで
境界線を自由自在
手乗りサイズの夢
人生とやらを
その箱に収納せねば...
不甲斐ないよ
ほんとは何かが
ずれていることに
気づいてる
かけ違えたボタンに
気づいてる
ねぇこのアンテナ
折れてるんじゃない?
感度が弱いんじゃない?
世界のすべてを
受信できずに
かぶきもの気取り
取捨選択する前に
強引に波にさらわれて
しまいたいけど
ブレーキかけない
君の危険な生き方に
お手上げだよ
ほんとは
叫びたいくらいなのに
添加物だらけで
飽き飽きしてるのに
のぼり坂を行けば、また
転げ落ちるように...
展開の読める三流ドラマ
でも。最後まで
演じ切らねば...
伏線回収前のスランプ
期待外れのドラッグ
What is 私らしさ?!
ねぇこの道で合ってるの?!
交錯してく思いの中で
回れ右と言われて
左向く頑固者
悩める人生を
悩みながら突き進め
今夜は満月
だから、スポットライトは
すべての人間に平等に。
詩人:現実的SUGILL | [投票][編集] |
どうしたって世界は
止まらないので
時間は留まらないので
知っているから
くるしいこともあるわけで
・・・
知りすぎたが
ゆえに
こんな副作用もあります
・・・
好きだ
と言ってしまえば
たぶんそれで終わり
こんな悶々とした
鬱々とした
痛いだけの毎日からも
やっと解放されるはずで
・・・
一瞬の悲劇だったら
まだ耐えうるかな?
でもそれからはまた
別の痛みとの闘いだね
・・・
たぶん
好きだと言うその瞬間に
時間は止まって
ぜんぶ凍るのだろうね
・・・
思いもよらない
どこか遠くの場所で
どこか遠くの海で
嵐は生まれて
君を浚いにくるんだよ
・・・
渦を描くミルクの
美しい螺旋を
銀色のスプーンで
ぐちゃぐちゃに
掻き乱すみたいに
・・・
きっと明日もあさっても
なにも変わらないのさ
変わらないけれど
一石は投じられる
・・・
ただ沈没してゆくなら
みっともなくあがいて
前のめりで
終わるべきなんだ
と誰かが言った
・・・
あの子が損をして
傷ついて泣くので
彼女はそれを見て
安心して哂った
あなたが得をして
笑うわけではなく
誰かの不幸を
天秤にかけて、哂った
・・・
不幸を見たいの?
どうして
幸福を望まないの
風向き次第?
結び目をほどけば
この混線も
一本の運命に戻れるかい?
・・・
なぜだか壊したがり
なぜだか壊したがり
なぜだか
壊すばかりで
君は歌いたがらない
ぐちゃぐちゃになろうが
綺麗なままだろうが
いずれにしろ
答えはひとつなのにさ
・・・
僕が幸せで
笑うわけではなく
あの子が不幸で
泣いているだけ
僕が嬉しくて
笑うわけではなく
あの子が悲しくて
泣いているだけ
・・・
これからはまた
別の痛みとの闘いだね
予定調和的
蜜月関係
僕はまた彼女を
癒したいと思います
傷ついても
傷ついても
そのたびに僕は言うよ
今を愛するために・・・