詩人:現実的SUGILL | [投票][得票][編集] |
とれない染み、みたいに
懐かしい孤独が
それとなく広がって
なんとなく飲み込まれ
気づいたときには
もう戻れないよ
真っ黒になる前に救ってよ
なんだか今日は
素直な言葉で
伝えてみたいだけ
あの日からずっと
痛がりだったけど
目まぐるしく変わる
空の顔のように
わたしも正直に
気持ちを見せていきたい
せつないけれど
この夜を終わりにしたい
明日は君以上に
だれか別のひとに
惹かれているかな
本当はとっくに
気づいていたのに
勇気が出なくて
足踏みしていた
自分がやるべきこと
思い知るべきこと
立ち向かいたいもの
胸の鼓動に昇華して
いまは旅立ちの時間
名残惜しいけれど
この夜は終わりにするよ
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