もう一度笑って...貴方はとても冷たい人になってしまった。柔らかかったあの声も包んでくれたあの腕も今はもうただの棘。温もりは空の彼方へ優しさは記憶の底へ。わたしの所為なのかな。わたしが求めすぎたのかな。涙が零れ落ちてもあなたはすくってくれはしない。それでもわたしは貴方が好きだよ。貴方のすべてが好き。それがわたしの存在理由。ねえ、わたしを置いていくのなら、殺してから捨てて。
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