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IKUMIの部屋


[523] 好きなら好きでいい。
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あれだけ友達は
君と付き合っている事
反対していたのに…



別れて結局まだ
好きな私に



「好きなら好きでいいじゃん。いけない事じゃない。飽きるくらいまでそいつを想えばいいよ。」



そう言ってくれた。



その瞬間…



涙がバカみたいに
溢れたの。



何か引っ掛かってた
物が取れたみたい
だった。



「泣く位に好きだったら、何で自分から別れを告げた?…本当素直じゃねぇなぁ…」



そう困ったように
笑って私の頭を
撫でる友達。



「本当はまだ好きで…」

「記念日に
逢いたかった」

「声聞きたくて…」

「笑顔が見たいよ…」

「仕事の邪魔になりそうで怖かった…」



そう泣きながら
言う私の話を何度も
聞いてくれた。



私の記憶の中で
君の笑顔がまだ
鮮明に残ってて…
優しい君の笑顔が
忘れられないの。



もう戻れない恋
なのに…。



誰かに多分言って
欲しかったの。



「まだ好きでいて
いいんだよ」



認めて欲しかったの…



友達は…
こう言ってくれた。













「ホストだろうと、何だろうと立派な恋をしたんだろ?だったら、悪い事じゃねぇよ。自分を否定するな。相手に失礼だろ?」



そう言われて
嬉しくて嬉しくて…
また涙が
止まらなかった。



後少しだけ時間が
かかるけど…
もう少しだけ
想わせて下さい。



好きだから。

2011/10/12 (Wed)

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