詩人:IKUMI | [投票][編集] |
あるテレビドラマを見た。
そしてまたこう思うんだ。
産みたかった。
産めば良かった。
傷がいつまで経っても癒えない。
そのせいで異性を遠ざけけているのも
確かだ。
いつまでこんな捻くれた母親で
いたらいいの?
街中で親子が歩いて幸せそうに笑っているのを見ると
何であんたなの?
私はこんな想いをしているのに…
そんな自分が情けなくて惨めで…
この間の優太の命日に久しぶりに
一人で泣いた。
助けてと誰に頼ってもスルーされてしまう。
あの時みたいな悲しさが襲ってきた。
ぶんめん台に上がって麻酔を打たれ
負けたくないのに負けて…
気付いたら子供はいなくて。
一人になった気がしたんだ。
だから最近は外に出ない。
そんな情けない自分を見たくない、
感じたくないから…
でも…それでも幸せになりたいって思う
私は余計情けないような気がしてならない…
ドラマを見る度に痛む心。
涙が止まらなくて…
また落ち込みでもまた見る。
受け止めなきゃいけないから…
後、微かな将来も見えて来た。
でも、自分の子供を殺した私が
なっていい職業ではない気がする…
こう思っている自分が更に
情けないんだ…