詩人:野良猫 | [投票][編集] |
寒い冬
昨年まではいたあなたの代わりは
今も誰にも務まらない
待ち合わせした 小さな駅前
何度も 何度も 通っているはずなのに
何度も 何度でも 思い出す
大きな手
優しい目
暖かい声
ふと見上げた空の星に願う
またあなたと一緒にすごせるようにと・・・
けれど現実は残酷で
星の輝きも変えられない
じっと見上げていた星空に
ほんの一瞬キラリと光る
それは流れるように素早くて
目を疑いそうになる
でも私は その光に願いを託す
もう一度・・・
願いは届きましたか?お星様
振り返って帰る私の目の前に
あなたがいてくれることを願いました