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[9085] 流れ星

詩人:野良猫

寒い冬
昨年まではいたあなたの代わりは
今も誰にも務まらない

待ち合わせした 小さな駅前
何度も 何度も 通っているはずなのに
何度も 何度でも 思い出す

大きな手

優しい目

暖かい声


ふと見上げた空の星に願う

またあなたと一緒にすごせるようにと・・・

けれど現実は残酷で
星の輝きも変えられない

じっと見上げていた星空に
ほんの一瞬キラリと光る
それは流れるように素早くて
目を疑いそうになる

でも私は その光に願いを託す

もう一度・・・


願いは届きましたか?お星様

振り返って帰る私の目の前に
あなたがいてくれることを願いました

2004/02/23 (Mon)
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