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黒夢の部屋


[149] 異なるけれど同じもの
詩人:黒夢 [投票][編集]

言葉にすれば同じ言葉だったよ。
それでも
同じ想いは抱かなかった。



『話していると嬉しい。
新たに知ることが沢山ある。
笑っていられる存在。』


「話していると心地いい。
どうでもいい些細な事でさえも楽しくて。
胸が締め付けられるような存在。」




この感情を言葉にすれば
恋と呼ぶのかもしれない。

それでも、恋だといえば同じでも
抱いた想いや、心に灯る温もりは
2つとも違うもののような気がする。



芽生えた新たな想いを大切にしたいと思った。
でも
ずっと長い間守り続けた想いも忘れられない。



「忘れられない、恋なのです。
消えない想いなのです。
それが例え叶わなくとも。」


『あれから初めての、恋なんです。
心が休まるような想いなんです。
それが少しの恐怖をもたらしても。』



人から見れば
きっと同じ想いを抱いてることになるでしょう。

それでも
僕からすれば、全く違う想い。



想いのカタチは異なるもの。
好きの言葉は同じかもしれない。

2005/11/26 (Sat)

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