ホーム > 詩人の部屋 > 黒夢の部屋 > 背中

黒夢の部屋


[164] 背中
詩人:黒夢 [投票][編集]

その背を、後姿を見るのが嫌いだった。

おいて行かれそうで
その姿を見失いそうで。



隣を歩くのだって怖かった。

道が別れるのはいつ?
君は僕を置いていくのでしょう?



背を向けないで。
おいて行かないで。
まだ一緒にいて。


その時がくればちゃんと見送るから。
引き止めたりしないから。
どうか、まだ一緒にいて。



手を繋がせて。
その手を引っ張らせて。

背中を見るのはまだ先のことでいいから
今だけは君の前に立っていたい。

2006/07/05 (Wed)

前頁] [黒夢の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -