いつも通りに別れよう。僕等が別れるあの信号まで、笑いながら歩いて。そこで立ち止まって信号が青になるまで話をしよう。きっとその瞬間僕は泣いてしまうだろうけど笑って手を振るから。いつも通りに首だけで振り返って歩いていくその背を見送りながら。そうして僕も前を向こう。『また』そう言って、希望の言葉を残しながら。僕等しか知らない再会の言葉をその場所に残しておくから。
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