詩人:黒夢 | [投票][編集] |
私はあの日、貴方に恋をしました。
貴方の存在全てに惹かれた。
理由なんてもの、全て後からだったんです。
楽しそうに笑うところ。
優しい言葉をかけてくれるところ。
苦しい時、元気付けてくれるところ。
数え上げればキリがない程、貴方は素敵だった。
全てを目にするたびに
好きだということを感じました。
それから月日は過ぎて
見ているだけだった私が貴方の隣に立てた時
最高に幸せでした。
毎日が充実していて
とても楽しかった。
それ以上望むものなど、何一つなかった。
もうあの日のように笑い合えないことくらい
鈍い私でも分かります。
貴方の一番近くにいたから
貴方の変化に誰よりも早く気がついた。
このままじゃ駄目になると言って
貴方は私を突き放した。
私はそんなものどうでもよかったのに。
私はまだ、貴方が好きです。
しつこいと言われようが
どんな風に思われても構いません。
この想いは変わらないから。
私の心はまだ
出逢った時のまま
あの日のままに、貴方に恋しています。