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e.t.lの部屋


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詩人:e.t.l [投票][編集]

もう誰も傷つけたくないと

誰の涙も見たくないと

もっともらしい理由をはいて結局は逃げている

哀しいことから、自分が傷つくことから

人を好きになることは傷つくこと、傷を負わせること

それでも僕らは人を好きになる

幸せを求めてもゴールなどないと思っているのに

いつのまにか恋をしてしまう

かわりゆく人の心に永遠などないんだと言い聞かせ

いつしか永遠を願っている

運命など空想にすぎないと思い込んで

劇的な出会いに運命を感じる

そんな繰り返しの中

心から憧れるもの

いろいろな理想と現実が絡み合う恋心の中に宿るもの

『愛』という明も暗も、表も裏も、善も悪も、共に持つ憧れ

否定も、肯定もできず

ただ求めてしまう

愛し愛されたいと

2005/09/01 (Thu)

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