詩人:JAM | [投票][編集] |
過去を思い出せば どれだけでも泣ける気がした
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どれだけでも思考が狂える気がした
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だけど「回れ右」
過去ばかり睨みつけても何も進めやしなかった
だから「回れ右」
足元から徐々に目を上げて
未来を見た
あたしには まだまだ沢山の「これから」があるから
それは
案外綺麗な景色だった
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私がリストカットを初めてしたのは
中学2年生の夏
いじめられてた時
いじめしてくる子に傷見せて
「私はこれだけ苦しんでるんだよ」
そうしようと思った
一人真っ暗な部屋で
椅子に膝抱えて座ってた
何かの付録の ちっちゃなカッターを
手首に当てて
泣いてた
怖かった 怖かった
引くこともできずに泣いてた
やっとつけた傷は
うっすらとすごく浅い
血がにじむだけ
もう切りたくない
そう思った
いじめがエスカレートした
私にとってのリストカットは
もう
精神安定剤になった
毎日毎日切った
そのうち手首じゃばれるから
腕に傷つけた
痛みを感じることで
怒りも悲しみも訳のわからない感情も
消し去ることができた
今
少しずつだけど
切ることを抑えてる
私は変わらなくちゃいけないから
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僕と君の決戦の時が来た
けじめをつけよう
うやむやな関係のままじゃ
僕は進めないから
君と笑顔で「バイバイ」したいから
僕の「これから」に君はいないのかもしれない
でもね
君の僕に微笑みかけてくれた
あの笑顔が
思い出せないの
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覚悟はしているつもりだった
これからは別々の道
君がいない日常が当たり前になって
僕がいない日常が当たり前になってゆく
「それが嫌」
そう言った僕を
君はちっちゃく微笑んで抱き寄せた
「近くに居すぎると見えてたものが見えなくなるんだよ それが僕は怖い」
そう言った君を受け入れたくなくて拒んでた
でも今は受け入れるから
「バイバイ」
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「さようなら」
なんてかしこまったセリフは僕らには似合わない
もう会うことはほとんどなくて
もう電話もメールすることもほとんどない
そう思ったら
涙で君の顔が滲んだ
「泣くなよー」
「泣いてないし!このあたしが泣くはずないしー」
「さようなら」
なんて永遠の別れみたいなセリフ
僕は言えそうにないよ
だから
「またね」
そう言った
いつものように「ばぃばーぃ」って言った
君も
いつものように「はーい、じゃ」って言った
僕らはただすれ違っただけなのかもしれない
でも
今までありがとう
本当にありがとう
君に出会えてよかった
君に出会えてよかった
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君はLove
「ずっと前から好きだった」
あたしはLike
「あたしも好きだよ、友達としてだけど」
誰かに好きになってもらえることは奇跡だと思う
だから君の気持ち大事にそっと受け取った
「ありがとう」
そう言ったあたしを
君は「すっきりした」って言った
みんなみんなけじめを付けて
前に
未来に
進もうとしている
そんな君も
こんなあたしも
周りのみんなも
ほほえましく愛おしく思えた
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人ってそうでしょう?
最初は「永遠だ」なんてこと言ってても
時が経つにつれ消えてゆく
だったら
最初から「永遠」なんて言わないで
保証のない「言葉」なんていらない
でも
君にはそんなこと言えなかった
偽りでもいい
遊びでもいい
気まぐれでもいい
出来心でもいいから
夢を見させてほしかった
でもそれももう過去になり
「永遠」は「永遠」でなくなる
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僕は時々悪魔になる
だって貴女が僕の目の前で兄だけを可愛がるから
だって貴女だけが楽しそうだから
だって僕を褒めてくれないから
だって僕という存在を認めてくれないから
だって
だって
だって
でも本当は寂しいだけなんだ
気づいて欲しいだけなんだ
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君を追ってばかりじゃいけないと思った
だから僕から否定した
「好きだけど、違うからね」
本当は大大大好き
会いたい
側にいて欲しい
でも君は無理なんだよね
それでは僕ら沢山のものを見失うから
君専用のスピッツの曲が流れるのをずーっと待ってる
携帯のランプ光るたびドキドキ期待する
これが恋とは言わないの