詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
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森を駆けまわる娘たちは
美しい脚と心を持つ
光れ ほとばしれ 森のいぶき
肌をさらす娘たちの髪を揺らせ
真実のいぶき
二畳紀の夢を見ているよう
人類はやがて愛に届く
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歌をくちずさむ娘たちは
美しい指とかかとを持つ
とがれ 透きとおれ 森のいのち
胞子たちが娘たちの姿を借り
真実を語る
隕石の夏を繰り返して
人類はやがて神を殺す
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叩け 焼き尽くせ 森のいかり
とり憑かれた娘たちの罪を清め
真実が笑う
贖罪の闇に森が沈む
人類はやがて自我を閉ざす
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二畳紀…ペルム紀とも。恐竜が絶滅したといわれる。