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カクレクマノミの部屋  〜 新着順表示 〜


[47] 色々の道中
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色々あって
僕は一人じゃないと知り
色々あって
一人じゃ生きていけないと知った

自分をひどい目に合わせて
それでいて普通だと言いはっていた

色々あって
沢山のものを失って
色々あって
沢山のものを拾った

人の目は大して僕を気にしてないと知り
僕はようやく自由に片足を突っ込めた

色々あって
愛を知り
色々あって
僕を見た

これからの全ての幸せのために
これからの僕と周りのために
悠然と知ったことを伝えたい
素直に生き続けたい

2014/12/26 (Fri)

[46] 日々
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目をつむって
肩のあたりの温もりを広げる
余計なことは考えない

少し気を張ってたことに気付く

張らせたのは僕の自尊心
紛れも無い僕

奢らずに
変わらずに
透明で暖かい自分だけ持って
あなたと歩きたい

意識せずに
呼吸するように
愛せたらいいなあ

焦燥が邪魔をしたら
手放して受け入れよう
きっとうまくいくさ

2014/12/18 (Thu)

[45] あいことば
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嘘もなく
悪意もなく
善意でもない言葉は僕を吐き出す

それは利害を無視して
純粋な心の言葉
僕の言葉

ズルをして傷つかなかった間を埋めるように
心が飛び交う

たまに痛いこともあって
少し傷ついたりして
それでも守りすぎてた自分に戻らないように
僕は心を開き続ける

冷たい言葉が僕に浴びせられても
暖かい言葉のありがたさを忘れない為のものだと思おう
僕の言葉が暖かいものであるように
僕を見ていよう

愛を持って
愛を知って
愛を持って
少し傷ついて
それでも人を愛したい

こっちじゃ会えない大切な人
僕もいずれはそっちの人
それまでの間
愛したい

2014/12/10 (Wed)

[44] 愛贈り
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僕が大きな愛で包んだら
あなたは何で返してくれるのかな
見返りを期待する愛は愛なのかな

ともあれ僕には信じることしか出来ないから
あなたと愛を信じます
もし何か返してくれるのなら
寄り添っていて欲しい

あなたといられる時間があればいい
他には特に何もいらない
あなたと他のどちら様
あなたと僕

選ぶのは僕じゃない
言葉で言ってもしょうがないから
僕は隣で愛を贈る
溢れる愛情をあなたに

叶えば僕はだいたい笑顔で
叶えばあなたも笑顔で
たまに喧嘩をしても
人生笑顔でいられる気がするよ

2014/10/22 (Wed)

[43] いまのこころ。ぼくのこころ。
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掴んだと思ったら指の間からすり抜け
見つけたと思ったら隠れた
一体僕はどうすれば良いのだろう
一体僕にどうして欲しいのだろう

心内は悲しさと寂しさに似てる
これに耐えられなくなったらどうすれば良いのだろう
人の暖かさに触れた僕は一人の恐怖に震えてる
垣間見た自身の猜疑に当てられて反吐が出そう

目を背ける方法はきっと幾つもあって
直視することは何よりも苦しい
この気持ちを君のせいにしたいけれど
勝手に想った僕のせいだと言い聞かせる

建設的でない押し問答はどう僕を歩かせるのだろう
いつものように逃げるのはもうよそうとも考える
傷つかないで歩くのはもう無理だ
やめたと決めた

押し付けるのもよそう
もう決めた
広げた胸の内側の光で包んで
それでも変わらなかったらそれまでだ

多くを失って
多くを拾って
多くを落としかけてる

どうせまた拾えばいいなんて言わないでね
困難もありがたいと思えなんて言わないでね

ぶつかって割れたら
神様、どうか治してね

2014/09/25 (Thu)

[42] 白と黒と黄色
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日が終わる
朝日が顔を出す
今日のことを振り返る
何気ない人の暖かさ

そこに当たり前がなければ
僕はもう少し幸福でいられる
そこで話ができれば
僕はもう少し笑顔でいられる

痛みを知ってる
温もりを知ってる
孤独を知ってる
有難さを知ってる

そこにいつもがあれば
僕はもう少し元気でいられる
そこに希望があれば
僕はもう少し頑張れる

いつか僕は太陽の前から消える
その時に満足だったと言いたい
失ったいくつかとの再開を待ちながら
希望を抱いて生きる為に生きたい

2014/08/03 (Sun)

[41] 進歩のないカスタムライフ
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奇跡のような光を探して
足元の奇跡を見落とす

隣の芝ばかり見て
己の芝の青さに気づかない

欲で視野を狭くして
勿体無いことこの上ない


生誕の瞬間は何も持たず
成長と共に刷り込みを真に受ける

道中拾った何かを身にまとっては
傷つかないように必死

繁殖した傲慢菌は己の心を蝕み
どこぞの誰を見下す


優劣つけて何を笑うのだろう
ゴールは平等にあるのに


アイデンティティの形成
必要なし



2014/07/12 (Sat)

[40] 陽光
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世界の色は何色ですか
今日は久々に灰色でした

行き交う人が疑わしく
すれ違う人の目が曇って見えた

灰色にしたのは僕のせいで
全ては存在のなせる業

自問自答の副産物で光をください
なんてみっともない願いだろう

自意識のテクニックに翻弄されても
今日はすでにロスタイム

少し眠れば陽光が新しい色をくれる
なんてありがたいのだろう

今日の僕よさようなら
散々な一日お疲れ様

目覚めた時には希望でいっぱいの予定
感覚的な空想の果てに
喜びがあると信じて

2014/07/05 (Sat)

[39] 小さき世界の中心より
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東の空の光
僕にはそれがなにか分からない
点滅の意味も分からない

人工衛星の存在証明
架空的存在の気まぐれ
自然現象
全部一緒で理解を超える

ニュースの棒読み
普通主義の曖昧さ
誤りですらない統制
光となって照らしてよ

世界の諸問題
僕の抱える諸々
亡き者の憂い
全部一緒で幻想の範疇

無音の一瞬
連鎖の忘却
天の気まぐれ
奇想天外

転がる必然に身を任せ
その水上をゆらゆら流れ
あの風に軽く吹き飛ばされたなら
僕はいつもの様に生きている

昔の人の笑顔がここにあったなら
僕は今日も生きている

言葉にならない悔しさを思い出したなら
精一杯僕は生きている

生を実感せしめる有難さと苦味
未だ苦味に慣れたくはないと抵抗
一応の頂点を優しく扱えたなら
きっともう苦味なんてないさ
きっともう大丈夫さ
日々、鼓動が鳴る

2014/06/16 (Mon)

[38] 声明判断
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言の葉
生い茂る
瞬間的現在地

全てが本当だったならば
全てに偽りがなかったら
僕らは旅の途中に大体笑っていられるだろう

氾濫した川
積み上げすぎた小石
道を間違えたまま進む子供

僕は大人になって
何かを求めて
虚像の誤りに気づいても
呆然と眺めているカカシと同じ

震えても隠れても無駄だと知って
その反動か
暖かさも知った

最善の葉を配ったつもりでただの自己満足
それも肯定できるようになったのは無味のせいか誰かの優しさ

届くだろうか言葉は
聞こえるだろうか声は

感謝の意だけそっとお渡し出来ますように
もらった気持ちを言葉にできますように

2014/06/11 (Wed)
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