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カクレクマノミの部屋


[16] 昔の話まで
詩人:カクレクマノミ [投票][得票][編集]


雪とも雨とも言えない空模様
目に一粒
視界がにじむ

つれづれと道の端
二粒、三粒
声はでないさ
静かな音
矛盾の彼方、巡る

雲では塞ぎきれない
隙間から漏れた小さな音
また一人と粒を並べ
廻る

あんまりな虚勢
高いな
もう少し降りて

それでも生きてる
色々を越えて
様々を追い抜いて
ここにもあったんだな
そこにもあるんだな
そういう気づきと共に日々を通り過ぎる

一瞬のできごとさ
きっとそうさ
大げさに考えることじゃないさ
常。

2012/03/17 (Sat)

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