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もとりの部屋  〜 投稿順表示 〜


[194] 想像という共通項。
詩人:もとり [投票][編集]


予想していた未来地図は

いとも簡単に白紙に戻る


それでも良いよ

何も全てを失った訳じゃない



予測はしていたさ

君は全然興味を示さず

僕ばかりが張り切ってたんだ


分かりきって居た事

ほんの少しの希望を滲ませ

もしかしたら なんて期待しただけ



見当違いの方向を向いて

すれ違ったままの2人だけれど

これからは同じ景色を見れたらいいよね


少しずつ

少しずつ軌道修正



きっと上手くいく だなんて

これは憶測に過ぎないんだけどね


2016/02/02 (Tue)

[195] 地球ゴーラウンド。
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ふわふわ地球旅行

世界一周と言わず

行ける所まで行ってみようよ


今の私はとても御機嫌

だから何でも出来そうよ



どうして欲しい?

こうして欲しい?


私と貴方じゃ正反対

右向け左

後ろに前向き


だから願いを言ってごらん

出来る限りは叶えて見せましょう

だから何時でも何処でも

大事にしてね



脳内メリーゴーランド

頭ぐるぐる駆け巡る


望まれないって事は

期待もされないって事

求められないって事は

必要が無いって事


苦しくない?

悲しくない?


じゃあ考えるのは止めちゃおう

きっと大切な物は

手元に残ってる筈だから


常識も概念も

きっと貴方に通じない

だったら全部捨てちゃおう


直感と感覚と

ほんの少しの思い遣り

それさえ有れば

きっときっと形創れる



左脳ポイポイ

右脳ホイホイ


そう

難しい事は全て誰かがやるはずさ


私じゃなくても

貴方じゃなくても

誰だって代わりはいっぱい


だから考えるのは止めちゃおう

きっときっと思っているよりも

事態は単純で簡素な物だから




2016/02/08 (Mon)

[196] 慟哭。
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朝起きた時

昼休み会社から帰ってきた時

夕方仕事終わった後


きっとこれからも

鳴らない携帯を見つめるんだろう

諦めながら

何処かで待ち続けてしまうのだろう



仕事終わった後

家の前に車が止まっているか

期待してしまう自分が居るんだろう


夜八時以降

テレビを流しながら

外の車の通り過ぎる音

扉を閉める音

ドアが何処かで開く音

全てに敏感に反応して泣くのだろう



そしてそれはずっと続くのだろう

想いが思い出に変わるまで



私のここ暫くの

一日の半数を占めていた貴方は

もう去っていったというのに



2016/02/11 (Thu)

[197] 置き去りの存在。
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中途半端な関係

何も言えない立場

曖昧に濁した本音


不満や不安を内包しても

決して埋まらない孤独感



望めない先の未来

白紙のままの遠い約束

積み重なった現実問題


黒く、黒く塗りつぶす心模様




居ても居なくても同じなら

私の居る意味なんて何も無い


所詮 同情で

惰性で此処まで来ただけ


貴方を待つ時間も

一緒に居る時間も

傷ついて辛くなるだけならば

いっそのこと手放してくれたらいいのに



好きってなんだろうか

これが 好き の成れの果てなら

私はもう何も望めない



両想いである筈なのに

一方通行状態の片想いは

きっと悲しい結末に向かっていく


それはきっと初めから

決められていた予定調和なんだろう



2016/05/19 (Thu)

[198] 恋愛の形。
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境界線を曖昧にして

やる事だけはやっちゃって


とりあえず気持ちが分からないんで

付き合うとか保留で



これが大人の恋愛

なんて何処か濁して




手を繋いでるだけで嬉しくて

一緒に居るだけで楽しくて


何時までも一緒に居ようね

結婚しようね



まるで幼子の純愛

なんて甘い夢で満たされて




どれだけ歳を重ねても

何時から好きになるなんて分からない

何処か歪な私達は

寂しさ故に慰め合う


取り巻く環境や性格が合わなくて

将来を望む事が難しい


望む物は何時だって無いものねだりで

諦めや割り切ってるって呟いて

大人の振りして 夜に泣く



それが不毛な恋愛

なんて自問自答のちに言い聞かせ




幸せは一体

何処で見つけるのだろうか



2016/06/01 (Wed)

[199] 孤独に包まれる切なさ。
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言い様の無い苦しみや

内側に閉じ込めて掻き毟る程の悲しみや

心身共に衰弱仕切る程の絶望感を

言葉に現した時に出てくるんだろう


死にたい、と



そう思ったとて世界は今日も廻り続けるし

僕以外の他人は笑顔を貼り付け

普遍的な日々を消化していくんだろう



他人の心の中なんて表面化しなければ

有って無いような物と何ら変わらない


そのまま助けを叫ぶ事もなく

かき消されていくこの想いは

一体誰が救ってくれるのだろうか



2016/06/06 (Mon)

[200] 幸せ。
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幸せは与える物でも

作り上げる物でも

ましてや探すものでもなく


いつでも身近にある事に

気付けるかどうかだから



だから幸せしてねでも

幸せになろうねでも無い


いつまでもお互い

幸せを感じ合おうね




2016/06/29 (Wed)

[201] 許容範囲の境界線は。
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何かを期待したり

何かと比較したり

何かを羨んだり

何かを妬んだり

何かを押し付けたり



その、何かを願う度に

傷ついたり落ち込んだりするのだから


どれだけを求めていくのか

どこまでが自分の許容なのか

自他ともに向き合っていかないと

結局自分の首を締めていく


自分の気持ちを少し変えていけば

きっと同じ景色も違って見えるよ



どんなに不幸を嘆いても

どんなに不遇を恨んでも


結局他人は変えられない

変えられるのは自分だけ




2016/07/01 (Fri)

[202] 正義感と言う名の押さえつけ。
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稚拙な正義感を振り回し

『あなたのため』が大義名分で

コントローラ片手に意見の押し付け


その癖、筋も通らず

思い通りに行かなければ大声で喚き散らす


『こんなに言っているのに!』



人の意見は参考程度に

最終的な決定権は私に


悩んで迷って考えない行動に訪れるのは

被害者面した責任転嫁


『誰のせいでコウナッタ?』



嫌な物は嫌

したくない事はしたくない


私を思っての事なら

優しく見守っていて欲しい


私を掌握したいというのなら

納得させてみな



それは恐怖心で植え付ける物でもなく

上から押さえつけるものでもなく

善意という名の押し売りでもなくね





2016/07/01 (Fri)

[203] 終わり。
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信じよう

諦めよう

傍に居よう

別れよう


交錯する相反した感情が

行ったり来たり



愛してるの言葉に

どれくらいの気持ちが詰まっていたんだろう


愛してるの言葉に

どれくらい縋り付いていたのだろう



不安を誤魔化して

言葉を濁して

現実を知らず生きていた私は

幸か不幸か判断付かず


繋いだ手の暖かさも

温もりももう帰ってこない物だけど



大好きだった想いや

真剣に向き合っていた気持ちは

涙で溶かして消えていく



さようなら

貴方と私の恋心



2016/08/17 (Wed)
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