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もとりの部屋


[166] 価値観の押し付け。
詩人:もとり [投票][得票][編集]




誠実な君はストレートに
土足で踏み込んで荒らしていく

親切そうな笑顔を振りまき
偽りの謝罪を前置きに
理想を押し付ける

常識 なんて
名前付けちゃってさ


正論を振りかざし
理想論ばかり並べ立て
さぞかし気持ちいい事でしょう


有り難迷惑
余計なお世話

今 陶酔しきってる君に
ぶつけたらどんな顔をするだろうね


だから君が嫌いなんだよ
猿でも分かる思考をただ垂れ流し
よかれよかれと思想を押し付ける

それが最善だと
自分の考えを信じて疑わない



そんな君は
ちっとも幸せそうではないけれど


2015/05/28 (Thu)

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