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もとりの部屋


[220] モノクロームの君へ。
詩人:もとり [投票][編集]



僕が望んだ未来は

大体が手に入らない



だから過去の君を

この小さな液晶に閉じ込めた


愛してるを重ねた駄文も

そう遠くない未来の予定も

希望を連ねた淡い夢も

此処には幸せが全部詰まっていたから



過去の物になってから

今の君には興味は無いし

過去に引き摺られそうで

ログを辿る事は無いまま


だけど此処にはちゃんと

同じ時を重ねたっていう記録が残っているから



無かった事には

したく無かったんだ


愛してるは幻想でも

傍に居たいが理想でも


2017/07/04 (Tue)

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