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もとりの部屋


[222] 小さな世界。
詩人:もとり [投票][得票][編集]



君は君の自由にしたらいい


君の言動を受けて

僕がどう感じようと

どう行動しようと

それもまた僕の自由


本当に大切な物ならば

し舞い込むべきなのだし

他に譲渡出来る位の物なら

いっそ捨ててしまえばいい



大切な物は失ってから気付く


そんな有り触れた

でも心に刺さる様な

僕の言動はそんな想いは

したく無かったからこその

只の悪足掻きだっただけで


どんな想いも言動も

君の感情を揺さぶる位でなければ

無い物と同じで


単に儚い望みに縋り付いてただけだと

失ってから気付く事も有るのかな と

最近思い始めているから



自ら首枷を付ける君を

僕はもう手を差し伸べることも無く

足枷を外した僕は

そのうち飛び立つのだろう


僕は君に囚われず

君は僕に制限されることも無く



交わる事のない平行線を伝う様に

只の他人に戻るだけ


君は君の有るべき場所に

僕は僕の居場所探しへと




2017/09/05 (Tue)

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