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LAIKAの部屋


[13] OCEAN
詩人:LAIKA [投票][編集]

無限の光

永遠で一瞬

一瞬で永遠

水平線

虹色に変化し始める

目の錯覚か

蜃気楼か

力強く

優しく

柔らかい

海の風

潮の香り

船と平行に進んで

止まったかのようなカモメ

肉眼では分からないほどの

わずかなカーブのかかった

虹は

ここが地球なのだと

改めて

気付かせる

海は陸を繋いで

陸は海を繋いで

地球は一つなのだと

海風にさらわれそう

地平線の果てを見てみたい

本気で思った

虹色に輝く秘密はなに?

このままこの船でどこまでも行きたい

はじめて感じた本物の自由

果て等無いならそれでいい

このままこの船と自由をみていたい

遮るものなんて本当はなにも無い

常識やルールからの解放を感じた

いつも自分が言ってる

「地球人」

という言葉

自分が本当の意味を

理解しかけたのは

初めてかもしれない

船よ

風よ

カモメよ

虹色の地平線よ

白く泡立つ

船の波よ

激しくぶつかりあう

白い波よ

我を

さらえ

地球という星の

果てを見せてくれ

2005/08/10 (Wed)

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