詩人:あいる | [投票][得票][編集] |
駆け足の寿命が
過去に変わる
大晦日カウントダウンで
眼を逸らす
簡潔にリセットされない
後味の悪いものたち
ボクが嫌ったボクに
逢いにいこうか
咲き誇る感性
鋭角な風が頬をかすめる
弱い自分から逃げたくて
目をつぶるけど
つぶる瞬間
その奥底
ボクの根底にあるものを
掘り返された気分さ
ボクの死ぬまで数十年
ハプニング大賞は
君で確定
一緒に居るだけで
素敵なのに
君はマバタキだって
もったいない。
ボクを毎秒眺めていたい。
なんて言うの
貪欲な君に神様も完敗さ
どんな言葉も
きっと君を
例えきれないだろな
笑窪に溜まる嬉し涙
ボクの生きていく数十年
最大の行事は
君で確定
一緒に居るだけで
素敵なのに
君は生きてることも
忘れるくらい幸せ。
だなんて言うの
早くも今年が
幸せな年で確定
死んじゃったことにも
気がつけないで
ボクら半永久的に暮らすの
気持ちを伝えるときも
何も言わなくてもいい。
だなんて言うの
今では君に納得できるよ
まわりの空気まで
愛せそうだよ
人の気持ちに絶対はない
絶対なんて絶対ないよ
ボクらがそれを
証明するから
イヴとアダムより
有名になりますよーに。
初詣ではそう願ったよ
どんな願いも君が叶えるよ