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あいるの部屋


[249] 木漏れ日のうた
詩人:あいる [投票][得票][編集]



恐がればいい
捨てられている仔犬
思い切り噛みつけばいい


見えない痛みは
分け合えるよ
ボクに分けてよ



枯れて風で転がる落ち葉


落ち葉は枯れてから落ち葉
恥ずかしがらずに
胸をはってよ



お客のいない
メリーゴーランド

継続は力になるらしいよ
君を見てくれてる人がいるよ



溶けそうな雪だるま

別れの言葉は
サヨナラだけじゃないよ


抱き抱えて
体温の一部にするよ
またね



傷つけ合うことを
おぼえるまえから

抱き合うすべを
ボクら知ってたはずだろう

自分のことを
責める強さが
あるならどーか

たまには小さな
愚痴でも零せよ


ボクが拾うよ
磨いて還すよ

2010/12/01 (Wed)

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