ホーム > 詩人の部屋 > あいるの部屋 > 色色

あいるの部屋


[259] 色色
詩人:あいる [投票][得票][編集]




朝色が海に連れていかれて
一瞬の紫は橙に染まる

君というフィルターを通して
色彩が笑った


夜中から朝方の海辺
日々の泡
解かれたラプソディ

呼び止められた星々
光にあせながら流れていく

主役は未定
季節を音にかえて
君はさざ波と踊る


糸は絡まるものだから
面倒でも一緒に解こう


どこに繋がってるかは
楽しみにとっとこう


朱色の朝焼けで
ボクは靴を放り投げて



2013/01/16 (Wed)

前頁] [あいるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -