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あいるの部屋


[303] 白内障
詩人:あいる [投票][編集]

ボクは風景の一部として捉えられていく
思い出せない快楽は頭の隅に座礁してる

その成果を頬張るのは、朱色を吐き出す海か、
片想いを催してる月くらいのもんだ

いつの間に汚れてた白いシャツ
いっそパレットのように生きれたらな

何気なく朝刊に穴を開けて世界を覗いた
濁りのない銀河のような眼で

2022/07/28 (Thu)

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