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あいるの部屋


[307] ソリスト
詩人:あいる [投票][編集]

薄くしか積もらない地元は海と空の境界はない

したいことが見つかった


いくつになっても誰かのためじゃなくてやりたいことがあるの

ボクは弾けないけれども音は鳴らなくとも

君の演奏をみたいな
降り積もる白鍵に墨を垂らそう
この街が鍵盤

それはそうとなんで半紙って呼び方なんだろ
2つでやっと1つなのかな
2枚の半紙に描く無音に足跡の音符が続くよ


強く吹雪いてきた

筆で墨を巻くボクを指揮者みたいだと笑った

手が冷えたならボクが繋ぐよ
願いならいつだって君が叶えるよ

2025/10/22 (Wed)

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