詩人:あいる | [投票][得票][編集] |
小さな魔法を唱える月曜
擦り切れた記憶を繋ぐ
相変わらず冷え性
爪先から冷える
君に会える週末
HOW MANY 嘘つき
感動小説なんか
ケツの下に敷いてさ
希望なら
ボクから見いだしてよ
霧雨に微熱水曜
弾けないピアノの
鍵盤を枕に
夢で作曲
君の音色は
やっぱり弾けない
熱はひかない
生温い風
木漏れ日木曜
君にもらった心と瞳
見えてるよ
見えてるよ
綺麗なものたちが
そこらじゅうに
いまさら自転車で
何処までいけるか二人乗りでノリノリ土曜
あれ真っ暗
もうバイバイの時間
精一杯強がらせてよ
小さな魔法を唱えてみる
孤独なサンデイ
また来週
冷え性君の手
聞こえた君の音
希望なら
ボクから見いだしてよ