詩人:珠樹 | [投票][編集] |
ねぇ…教えて?
貴方は私に言ったよね?
『アイシテル』って…
ねぇ…早く教えてよ?
貴方にとって…
『アイシテル』ってどういう意味なの?
貴方ってば…
今日…あのコにも言ってたよネ?
『アイシテル』って…
貴方にとって…
アイの言葉には重みがあるの?
だけど…きっと
私にも原因あるよね?
そんな重みの無い言葉に…
ココロ動かされちゃったんだから…
だから…もぅさよならネ
重みの無い私を…
しっかり留める重みを持った
『アイ』の言葉を探しに出るから
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届かないとわかりきってる
切ない恋を続けていけるほど…
もう…私は若くないのかもしれない
だって…今の私には…
ココロの潤い足りなくて…
悲しみだとかに耐えられなくて
ひび割れの音が響くんですもの…
若さが…ほしい
せめて…ココロの潤いだけでも…
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偽りの愛で騙すのならば
いっそ…黙って出ていって
欺瞞に満ちた営みよりも
ヒトリの夜がまだましだから…
貴方の何を信じろと?
貴方のどこを愛せというの?
大事なものさえ使い捨てな
貴方のどこを慕えというの?
勘違いはそろそろ止めて
貴方にも出来やしないことを
私だけに求めるのは止めて
私は貴方の手の内で踊る
操り人形じゃ無いんだからね
詩人:珠樹 | [投票][編集] |
どうして…
あの切なそうに彷徨う
細い細い指先を…
とってあげられなかったんだろう
どうして…
自分の気持ちを…
この…身を焼き尽くす程の情熱を
自信を持って…さらけ出せなかったんだろう
どうして…
…どうして?
そんなことばかり…
あの手を
あの指先を掴んでいたら…
何かが…
そう…例えば…
幸せは手に入れられたのだろうか…
わからない…でも…
間に合うのなら…
そして僕は引き返す
これからの幸せを捨て…
過去であったはずの幸せを求めて…
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気付いたのは
走り疲れて立ち止まったある日…
私は一人
何もない空白の場所に佇んでいた
立ち止まるのが怖くて
ずっと逃げ続けてた
淋しさ紛らわせたくて
今まで走り続けてた
…でも
結局私は一人
何がいけなかったんだろう…
心に聞いてはみたものの
答えが帰ってくるはずも無く…
でも…ホントは気付いてた…
どんなにつらく、悲しくっても…
周りの景色を見渡すために
立ち止まる勇気
ゆっくり歩調を合わせる努力も
必要だって…ことはね
だけど…それが…私は怖い
私が誰かの色で染まりそうで…
私が消えてしまうんじゃないかって…
だから私は走り続ける…
きっと…この命尽きるまで…
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気ままにのんびり過ごしたり
たまにはゆっくり起きてみたり
あなたのそばで過ごす時間
…ホントは限られた短い時間
だけど…そんな時間が
何気ないひとときが
私の心を満たしてくれるの
他の人には価値の無い時間かもだけど
私にとっては何にも変えられない
大切な貴重な安らぎなの
…それが私の
私が持ってる幸せのカタチ…
詩人:珠樹 | [投票][編集] |
…わたしってば
いつから道を間違ってたの?
あなたの隣を歩いてたはずなのに
いつからこんなに離れちゃったの?
同じ夜空を見上げて
同じ夢を描いて
同じ想いを共有してた…
そう…
わたしとあなた…
確かにリンクしてたはずなのに…
いつから…私は?
一度わかれてしまった道は…
『別れ』に通じる道の気がして…
一歩足を進めるたびに
恐怖がココロを蝕んでくよ…
あなたのそばで
いつも笑っていられた私…
そんな…幸福だった時間にもどる
『希望』の道は…もう無いのかな?
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貴方に逢いたいと思うのは…
許されない『罪』ですか?
貴方が逢えないと言うのは…
私に対する『罰』ですか?
逢いたい…ホント…
今すぐにでも逢いたいよぉ…
涙まで出てきそうだし…
切なさと寂しさだけで
私の胸が張り裂けそうだよ…
貴方を困らせないの為に
もう泣かないと誓ったのに…
このまま続けばその誓い…
破ってしまいそうな自分が怖いよ
お願い…逢いたいの…
今すぐにでも…
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私はね…
あなたに抱かれるその瞬間
『破局の恐怖』にも抱かれているの…
あなたの愛を
心の底から感じる瞬間
何処かで『失う瞬間』を描いてしまうの…
でもね…
あなたを愛していない訳じゃない
ただ…
『破局の恐怖』を感じながら
今より多くの愛情を感じていたいだけ…
『失う瞬間』を描きながら
今感じている愛情を大切に思いたいだけ…
破局なんて迎えたくないよ!!
失いたくなんてまったくないよ!!
ただ私は…
光があれば暗闇が浮かび上がるように…
『深い愛情』を感じると同時に
『失恋』の恐怖を感じてしまうだけだから
だって…『もう大丈夫だね。』と感じた瞬間…
今まで感じた愛情が
今まで作った思い出が
色あせてしまう事の方が怖いんだもの……