詩人:珠樹 | [投票][編集] |
お金で買えないもの…
それって何があるだろう
あいつは自慢気に
『金で買えぬモノなど無い!!』
とか言い切ってたけれど
…そうなの?本当に
お金で買えないもの…
きっと何かあるだろう
周りを取り巻く空気は?
世界を照らす太陽は?
生命を生み出してきた自然の海は?
夜空に輝く星達は…?
失えばそれっきりの命…
いつかは尽きてしまう寿命は?
もう取り戻せない時間…
これから先の運命は?
それから…
彼と作った思い出は?
『あなたは…買い戻してくれるの?』
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あなたとさよならしてもう半年…
いい加減忘れてると思ってた
何とも思ってないとも思ってた
でも…違ったみたいだね
ある日何気なく24時を過ぎ
日付が変わった瞬間…
ふっ…て思い出しちゃったの
今日は…貴方の誕生日だったって…
何で気付いちゃったんだろう
何で覚えてたんだろうね
未練がましいよね
ホントみっともないよね…
わかってる…
そう…そんなのわかってるよ
でも…覚えてたのは事実だし
正直淋しさまで感じちゃってる
とはいえ…気付いたからには言っとくね
Happy Biathday…
最愛だった貴方
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もう届きはしないけれど…
…それはもう変わりはしないけど
あなたに伝えたかったこの思い…
言の葉に込めてあなたに届けたいよ…
涙が出そうになるけれど
もう終わった事だから
報われる事の無い気持ちだけれど
ただ…言の葉に込めて
あなたに届けたかったよ
もう…きっと届きはしない
…宛先を見失ったLove Letter
せめて…宛名を
あなたの思い出宛に書き直して
送ってみても良いですか?
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気付いてたよ…
いつも、私が泣いた時…
あなたが傍に居てくれた事…
私がひどく荒れてる時も
黙って聞いてくれてる事もね…
どうしていつも居てくれるの?
辛いときに傍にいるから…
泣いてる時に抱きしめてくれるから…
いけないんじゃと思う反面…
私はいつも甘えてしまう…
だけど…あまり甘やかさないで…
あなたに甘えてばかりだと…
自分だけのものにしたくなって…
誰にも渡したくなくなるから…
そんな私…見せたくないの…
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私がね…
この世で一番怖いのは
貴方の記憶のすみでさえ
私がいたこと残らないこと…
さみしいね…
最愛の人の記憶から
自分のことが
消えちゃうことは…
私もね…
出来ることなら…
あなたのね
ずっとずっと
そばにいたいよ
だけど…もう
それはかなわない夢なのね
私にとっては明日さえ
遠い遠い未来だから
だから…
忘れないでネ…ずっと
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どうしてだろね?
『幸せ』って
追いかけ過ぎると逃げちゃうし
追いかけないと掴めない…
きっとこれは…
自分自身の人生賭けたスケールでっかい鬼ごっこ
今日こそはと必死で追いかけても
惜しい所で逃がしちゃう
なかなか捕まえられなくて
だけど…ふいに捕まえた時の喜びは
もう…何にも換えられないよね
そして今日も続いてく
終わりの来ない鬼ごっこ…
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忘れない…
あなたが愛してくれた事
例えそれが
…貴方の気まぐれでも
愛の言葉さえも
今…この瞬間
うたかたのように
消えゆくものだとしても…
忘れない…
例え…この世界中から
貴方が消えてしまったとしても…
私の中では真実だから…
ずっと輝いてるから…
それは…永久に色あせないよ…
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二人で支えあえながら
ひとつの影になりながら
ゆっくりゆっくりのぼっていこう
無理せずのんびり
たまには立ち止まりながら…
お互いの手をしっかりつないで
上へ上へのぼっていこう
ペースは二人で決めていこう
どこまでも続く階段を
いつまでも…ずっとのぼっていこう
…いつか天に召される日まで
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ねぇ…あなたの立ってるその場所が
どれだけの思いに支えられているかわかる?
今でこそ…領主である貴方が
その立場に立つために
どれだけの人の気持ちが…
どれだけの人の願いが…
貴方の足元に染み込んでいるかわかる?
『権力』を得るということは
『責任』を課せられるということ
治める『権利』を得るということは
保護する『義務』を課せられるということ…
一番の権力者の貴方は
同時に…一番の労働者でなくてはいけないの…
貴方の為に流された
紅い血の意味は…
そうする事で報われるのよ
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叶わないと知りながら…
それでも願わずには居られないこと…
例えこの身が滅びても…
永遠の時を超え
貴方と共に歩んでいきたい
たった一つ…
だけど…それは叶いはしない
私の儚く…愚かな願い…