好きだった
あの人の笑顔、声、仕草たち


忘れゆく事は悲しい事だけど


前に進む為には
必要な事

"淋しい"って言われると


必要とされているようで


なんだか嬉しい

少し遠回りしたけど

その中に無駄なものなんて


ひとつもなかったと言えるよ

好きだから不安だった


君が他の誰かと話しているのさえも憎らしく思えた


そんな感情初めてだった



あの頃の僕はどうかしていた

近づこうとする程

離れていくし


遠くにいる程

近い所にいる様な


私達まるで磁石みたい

僕に出来るのかな

なんて不安でたまらなくなるけど

やってみなきゃ分からないし


僕が僕を信じないでどうするの

繋いだ手を離したら


もう元には戻れないよ

言葉に出来ないもどかしさ抱えながら



結局は君に何も伝えられなかった


そんな自分が一番もどかしい

孤独に覆われた心


側に居てほしい時には

いつも誰も側にいないんだ

たった一言で
涙した事がある

ただ一言に救われた事がある


言葉って時に無力で
時に人と人を繋ぐ
大事な糸なんだ