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はるかの部屋


[15] あっ君の野望
詩人:はるか [投票][得票][編集]


あっ君は物思う
一人になりたいと
人知れず切に願う
だって一人なら、こんな素敵な事はない


フカフカお布団で朝寝坊三日月パンを死ぬほど食べて
底無し池を見に行こう


隣の大っきい兄ちゃんのビービーうるさいオートバイ乗って


運転なら任せとけ
だって僕は達人なのさ
白バイのバッテリーカー僕の右も左も出るやつはいない (…と、なっちゃんママが言ってたし)


僕は行けるんだぜ
何でも一人で出来ちゃえるんだぜ

暗闇だって夜中のトイレで練習したし、道なき道もへっちゃらおまぬけ


この世界は僕だけのもの


くたくたに疲れたら家へ帰ろう、
男の大冒険夢とロマンの後には具沢山のクリームシチューと決まってる


ママのシチューは世界一


お疲れあっ君
一人になりたい願いも
忘れ


匂いに誘われ家路に着いた

2006/06/07 (Wed)

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