詩人:はるか | [投票][得票][編集] |
あっ君は物思う
一人になりたいと
人知れず切に願う
だって一人なら、こんな素敵な事はない
フカフカお布団で朝寝坊三日月パンを死ぬほど食べて
底無し池を見に行こう
隣の大っきい兄ちゃんのビービーうるさいオートバイ乗って
運転なら任せとけ
だって僕は達人なのさ
白バイのバッテリーカー僕の右も左も出るやつはいない (…と、なっちゃんママが言ってたし)
僕は行けるんだぜ
何でも一人で出来ちゃえるんだぜ
暗闇だって夜中のトイレで練習したし、道なき道もへっちゃらおまぬけ
この世界は僕だけのもの
くたくたに疲れたら家へ帰ろう、
男の大冒険夢とロマンの後には具沢山のクリームシチューと決まってる
ママのシチューは世界一
お疲れあっ君
一人になりたい願いも
忘れ
匂いに誘われ家路に着いた