夏の空が私を走らせる湧き上がる真っ白な雲を見てたらどんな物でも手に入る気がした大きく息を吸い込んだらそのまま一気に駆け抜けるこの恋はもう理屈じゃないジーンズの裾捲くり上げあの雲より遠くあの空より高くもしかしたらあの人さえ飛び越えてしまうかもそれならそれで構わない潔く青の彼方へこの恋は私だけのものだからゴールは自分で決める叶わない何かなんて存在しないよとそんな気にさせる夏空の中
[前頁] [はるかの部屋] [次頁]