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はるかの部屋


[29] 夏空
詩人:はるか [投票][得票][編集]



夏の空が私を走らせる


湧き上がる真っ白な雲を見てたら
どんな物でも手に入る
気がした


大きく息を吸い込んだらそのまま一気に駆け抜ける
この恋は
もう理屈じゃない


ジーンズの裾捲くり上げあの雲より遠く
あの空より高く

もしかしたら
あの人さえ飛び越えて
しまうかも
それならそれで構わない潔く青の彼方へ



この恋は私だけのものだから
ゴールは自分で決める


叶わない何かなんて存在しないよと




そんな気にさせる
夏空の中

2006/07/01 (Sat)

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