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はるかの部屋


[31] 氷のグラス
詩人:はるか [投票][得票][編集]



グラスの中の氷が
溶けてぶつかる

もう少し あと少し
まだ留まる感情

時間と共に
薄れゆき
この場所から
一番遠いところへ



自分を守るような
愛し方しか知らなかった



二人でしか
成し得ないものが
沢山あったというのに

2006/07/13 (Thu)

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