にわか雨が降ったのね街の景色がしっとり濡れている一日の始まりを知らせる陽の光りがあなたの住む街の景色に色をつけてゆく「早起きしたら君を見つけたよ」と明け方届いた一枚の写真朝焼けの乳白色に消え入りそうな真っ直ぐ空へと伸びたあわいろの虹心が交差する世界が色づくあなたという光が差し込んだ奇跡なのかもしれない今、同じ空を見てる一つなんだとふるえる胸を抱きしめた日
[前頁] [はるかの部屋] [次頁]